ゲーム『シュタインズゲート0』プレイメモ その1
本記事にはゲーム版『シュタインズゲート0』のネタバレを大いに含みますので、ご注意ください。
おそらくTRUE ENDになるであろうアニメ版を観る前に、
まずゲーム版を自らの手でプレイしてそこに至るまでの苦悩や悲しみ、
カタルシスを味わいつくそうかと思って始めた『シュタインズゲート0』
やっぱりこの世界観で描かれる物語にはたまらなくはまりこんでしまう。
本作の第二の主人公とも言える新キャラ、比屋定真帆が好きだ。
ここまで12時間ほどのプレイで、悲しみのどん底から立ち直ることができなかった岡部が全てを諦めてしまうBAD ENDと、
タイムリープマシンによって運命に抗うことを決意し、
「俺たちの戦いはこれからだ!」的なぶつ切り(一応、最終的にはハッピーエンドに進みそうな)ENDの二つを攻略した。
この2ルートは、真帆と共に向かったダルのアジトでアマデウスからの警告をうけず、ラウンダーからの襲撃に遭うかどうかで分岐する。
1週目は、襲撃受けたらマズイのではと思って回避の方向に進んだが、そっちは見事にバッドエンドルートだった。(まだこの先に分岐があるかもしれないが)
やはり「狭き門をくぐれ」というイエス様の教えは真理か。
まゆり・鈴羽を喪い、戦争が始まってなお立ち上がることができないオカリンの姿は観るに耐えない痛ましさだった。
しかし、友人の比屋定に(操られていたとはいえ)殺されかけ。尊敬していたレスキネンの残酷すぎる裏切りを受けた直後とあっては仕方ないかもしれない。
2周目は襲撃を受け、かつ、比屋定に真実を伝えるのが早かったことが幸いしたのだろうか。これにより、彼女との絆を深めたのが大きい。
そしていまは別ルートを攻略している。
前述の2ルートよりさらに前、序盤の方に分岐点があった。
そもそも、オカリンがアマデウス紅莉栖へ依存に近い関係を築いてしまったことで、あ紅莉栖の記憶データから情報を引き出され、悪夢の世界線移動に繋がった(はず)。
始めにその依存を断ち切り、レスキネンに情報を与えなかったら‥‥‥?というのがこの分岐。果たしてTRUE ENDに繋がってるのだろうか。
前2ルートではどちらもレスキネンに拾われて殺人マシーンとなり、悲劇的な境遇に終わった椎名かがりが、記憶喪失となって現れているのもポイント。
まあこっちの方が確実に真エンドに近づいているのは確かだ。
レスキネンも、かがりと会わなければ未来の自分を知ることもなく、あそこまでの闇落ちはせずに済むかもしれない。
ただ、アマデウスへの依存に始める因果の鎖がいかにここまでの変動を起こしたのか、そこはもうちょい考察したい。