囲碁の上達で一番重要だったかもしれないこと
こんにちは、カイトです。
読まれないのをいいことに、一筆書きで好き勝手書くのはやはり楽しいなと感じる今日この頃。
小学三年生の頃に始めてから、かれこれ10年以上続けている囲碁。
院生やったり学生全国大会で優勝したりと、それなりに楽しく続けておりました。
始めた頃の上達スピードってどんなもんだったろう。
ヒカルの碁ブーム真っ只中で、同世代の仲間がたくさんいた囲碁教室に毎週末通って10ヶ月。
それほど一生懸命に練習していたわけでもないけど、それくらいの期間で初段になれた。
現代はネット碁もあるしプロ級の対局ソフトもあるしで、子供でこのスピードは遅いくらい。
まあでも、週1〜2日、1日3〜7時間(遊びと休憩をいっぱい挟みながら)の練習量でこの上達速度というのは、
頭の固くなってきた(とは思いたくないが)いまの自分からすると、
なかなか凄いスピードにみえる。
自分のことだけど、他人事のよう。
いまたとえば将棋を始めたとして、同じように上達できるかと言われれば、あまり自信はない。
子供の頃と、大人になった今の自分。
何が違うのか?
大人と子供の吸収力の差はまあ置いといて。
子供はマインドフルネス(過去も未来もない、"今ここ"への集中状態)がデフォだし、余計な雑念もないから脳はスポンジ。
その差は仕方ないとしてだ。
最近よく思うのは、失敗受容力の差がデカイのではないかと。
ようは、怖いもの知らず力。
負けや失敗でいちいち傷つくプライドが無い力。
わからないところをポンポン先輩や上手に質問できる力。
勝てないのが悔しくて、何度ボロ負けしようと上手に食いついていく力。
ここの差なのではないかなと。
今のぼくは、とにかく失敗やミスを怖がりがち。
わからないものがあるのが恥ずかしくて、人に質問できなかったり。
失敗するとすぐ人に顔向けできない気分になって、遠ざかったり。
こういうせせこましい精神全て、成長のためには邪魔なのです。
囲碁に限らず、なんでもそう。
おっと15分経ちました。今日はこの辺で。
いつかまた「人と楽しく盤を囲むこと」が、死ぬまでにやりたい101のリストに入っとります。
それじゃまた。